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摩訶シーラ婆多若
547のジャータカ
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摩訶シーラ婆多若

Buddha24Mahānipāta
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昔々、バラモン教が栄えるバラナシ国に、偉大なシーラ王という名の菩薩が転生されました。王は十の王道徳を具え、慈悲深く、公正に民を治め、清らかな道徳を固く守っておられました。民衆は皆、王を深く敬愛していました。 バラナシ国が繁栄を極めていた頃、デーヴァという名のバラモンがいました。このバラモンは、狡猾で、悪賢く、欲望に満ちた心を持っていました。彼は国の宝を盗み取り、自分のものにしようと企んでいました。 ある日、デーヴァバラモンは王に近づき、こう言いました。「陛下、私は聖なる儀式を執り行うために、多くの財宝を必要としております。どうか、民の幸福のために、私に多額の寄付をお与えください。」 王は、バラモンの言葉を疑うことなく、彼の要求に応じました。しかし、デーヴァバラモンは王から得た財宝を、儀式に使うのではなく、私腹を肥やすために使い込んでしまいました。彼はさらに大胆になり、王の宝物庫から金銀財宝を盗み出すようになりました。 王は次第に国の財政が逼迫していることに気づき、調査を命じました。調査の結果、デーヴァバラモンの悪事が露見しました。王は激怒しましたが、バラモンをすぐに罰するのではなく、彼の心を改めさせる方法を考えました。 王はデーヴァバラモンを呼び出し、こう告げました。「デーヴァよ、汝の悪事はすべて明らかになった。しかし、私は汝をすぐに罰するつもりはない。汝が犯した罪の重さを、汝自身の心で理解するまで、私は汝に機会を与えよう。」 王はデーヴァバラモンに、国の最も貧しい人々のもとへ行き、彼らの苦しみを肌で感じ、そして、彼らに施しをすることを命じました。デーヴァバラモンは王の命に従い、貧しい人々の間で生活を始めました。そこで彼は、自分の蓄えた財宝がいかに無意味であり、人々の苦しみを癒すことこそが真の価値であることを悟りました。 数ヶ月後、デーヴァバラモンは王のもとへ戻り、涙ながらに自分の罪を告白し、許しを請いました。王は彼の悔悟の念を認め、彼を赦しました。そして、デーヴァバラモンは残りの人生を、人々のために尽くすことに捧げました。 この物語は、貪欲と不正がいかに悲劇をもたらすか、そして、慈悲と公正さがいかに真の幸福をもたらすかを示しています。また、一度過ちを犯した者でも、心から悔い改めれば、救われる道があることを教えてくれます。

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💡教訓

真の幸福は、執着を手放し、何物にもとらわれないことから生まれる。

修行した波羅蜜: 慈悲の完成、精進の完成

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